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いやいやいや、

またもや発行遅れてすんまへん


なんか、おいら、このごろ、ダメダメだね

でも、これからは
なるべくひんぱんに更新しますから
ゆるしてね

しかも前回、下ネタでごめんよ

でも、すげえ反響あったね
みんな下品な話が好きなんだなあ、

って再認識しましたとさ






ーーー$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ーーー

第二十八話 : 初めての地平線に大興奮!、の巻

ーーー$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ーーー




というわけで
悶絶!下痢攻撃の苦しみを経て、

チュニジアを出て
次は西隣のアルジェリアに行ったのさ



数日前に日本からの駐在の方々も貴重ないのちを失われた
あのアルジェリアです
本当にお気の毒でことばもありません



おいらが行ったころはとっても平和で
あんなことが起きるなんてとても考えられなかったんだ。。。


さて、

話を続けますが、、、



このあたりではヒッチハイクが
人々の日常生活に組み込まれていて、
子供たちの通学にさえヒッチが利用されてるくらいよ



だからとにかくヒッチはメチャメチャ簡単!


町はずれに立ってると
黙っててもすぐ車が止まって乗せてくれるんだぜ



あのあたりは世界中で一番
ヒッチの簡単なところなんじゃないかな



パッチョロあたりで
ヒッチで苦労した人は北アフリカへ
行ってみな


で、南チュニジアから西へ進んで、

名前忘れちゃったけど
チュニジア最後の街を出て


国境を歩いて越えてアルジェリアに入ったんだ


なんにもないところを、
2時間くらいは歩いたかなあ。。



あのとき生まれて初めて
地平線ってものを見たよ




水平線とはまったくちがう、
なんともいえないふしぎな光景だったなあ。。。



そこらへんに野良らくだがいっぱいいてね

いや、ホントは飼い主がいるのかもしれないけどね


でも、これもいままでのアジアでは見たこともない
不思議な光景だったから


もう、うれしくて、うれしくて、

興奮しながら歩き続けたよ。

かわいいところあるでしょ?ぼくちゃん





でも、歩いてるうちに暗くなってきて、、、

けっこう心細くなってきたね




だって、行けども行けども地平線しか見えないんだから。。


で、

もう真っ暗になっちゃった頃、

ようやくはるかむこうに小さな灯りが見えた!!




「あ、あれがアルジェリア側の国境だな」

っておもわず走りそうになったくらい





でも、そこからでさえ、
真っ暗な中を
たっぷり30分はあるいたかな



で、国境まで行ってみたら
人がいっぱいいて、
もちろんみんな現地の人で、
そこで夜を明かしているみたいだったね 





さて、アルジェリアではじめに印象に残ったのは

その国境からしばらく行ったところにある
エル・ウッドっていう町だったなあ。。。




この町はサハラ砂漠のはしっこの
巨大な砂丘のど真ん中にあってね、




大抵の人は砂漠っていうと
すぐ砂丘を思い浮かべるみたいだけど

実は砂漠の圧倒的な部分は



ホントにな~~~んにもない
まっ平らな土の大平面で、


おどろくかもしれないけど、
砂さえもないんだよ




砂丘っていうのは
砂漠に吹き荒れる強い風が砂を吹きさらっていって、



その吹き溜まりになった
ホンの一部分のめずらしい所が砂丘なんだよ



まあ、
とにかく、そのエル・ウッドだけど
砂丘は息を呑むほど美しかったよ




砂丘ってさあ、



昼間は白に近い金色に輝いていて、




午後陽が傾いてくるとだんだん
黄色からオレンジ色にかわってきて、




そのうちついに!

真っ赤に燃え上がる一瞬があるんだぜ



ほんの一瞬なんだけどさ。

そりゃあ、げーすー(標準語訳:すごい)だよ




そんなときはね、



地元の砂漠の民といえども感動するんだろうね


みんないっせいに立ちあがって
大きな声でうたうんだよ


「まっかにもえる!  王~者のしるし!

巨人のほ~~しを  つかあむうまでえ!」

ってね。(うそ)




で、その一瞬をすぎると
砂漠は
なんか紫色っぽくなっていって



さらに次第に色を失って
灰色になり



やがて闇の中に沈んでしまう





真っ昼間の白金色も、
まっ赤に燃え上がる瞬間も、
紫色の砂丘もそれぞれ美しかったけど


おいらはこの色を失って闇にしずんでいく瞬間が
いちばんすきだったな

っていうまるで一幕のドラマみたいだよ
(表現がチンポ、じゃなかった、陳腐でゴメンよ)





なんでこんなに砂丘の色の変化にくわしいかっていうと、
この町では安宿が見つけられなくってさあ。。




いや、もちろん何時間も歩き回って必死でさがしたよ、



だけどなんか知らねえけんども


たけえんだよ、ドーヤー(現代語訳:宿)が


とてもじゃねえけど、
一晩の宿賃としてだせるレベルじゃないんだよね




じつはこのあと、西アフリカでは
安宿が見つからないという問題に
常にひじょうにくるしめられたよ




たぶん、旅をする、っていう概念が
あそこではまだ発達してないンだと思う




いや、カネモチが泊まる高級ホテルはあるんだよ


でも、安宿というものがねえんだよ




庶民はビータ(和訳:旅)なんかしねえんだろうし、


したとしても親戚を訪ねていく、
みてえなことだろうから、



カネモチでないふつうの人が
宿に泊まるっていうこと自体が
あんまりないんだろうなあ。。。




おいらみたいな貧乏旅人(タビニン、ってよむんだよ)
にとって、安宿がみつからないほど
くるしいことはねえからね




そこへいくと、アジアはどこへ行っても
安宿があるからホントにラクだったね




そういう意味で西アフリカは、

世界中でもっとも貧乏ビータが
むずかしいところのひとつだろうね


で、

一応の目安として、おいらは
安宿代は最高一晩2ドルまではだしてもよし!
(じっさいには、ほとんど1ドル以下だったけどね)

みたいな自己規定に従って
旅をしてきたんだけどさあ、

ここ、エルウッドではそんなの見つからなくてね




しかたねえなあ。。。
今夜は野宿しかないかなあ、、、、、

なんて思いながら歩き回っていると!!!!!


まったく思いがけず

今夜の宿泊場所が!



でも長くなるから今日はここまでね



いつも読んでくれてホントにありがと!






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