こんにちは
調子はどうですか?
みなさん、あいかわらずお忙しいでしょうね
でもね、みなさん、「忙しい」という字は
ココロ(リッシンベン)を亡ぼす、と書きます
忙しい毎日の中に、ひととき、静かな時間を
もちたいものですね
(ロクデナシ、こころの教え)
などと、抹香くせえことを言ってるひまがあったら
はやく更新しろよ!このロクデナシめが!
などと怒ってしまったあなた!
そんなあなたが、ス、キ。
。。。。。
すみません
もう深夜なものでちょっとアタマが暴走気味なの
さあ、キムチのあとのアメ玉のように
気持ちを切り替えて、
いよいよ、
アフリカだあああっ!
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第二十五話 : アフリカの土を踏んだだぎゃあ、の巻
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さあ、
いよいよだ!
いよいよアフリカだ!
勇んで船に乗り込んだロクデナシ君、
興奮に胸が躍る。
こんなに興奮したことあったかなあ。。。
っていうぐらい
で、船中、ひさしぶりに食べ放題のパンでお腹がいっぱいになって
大満足のロクデナシ君であった
そのときのことは、第一話、第二話あたりに書いたから、
ご面倒でもご参照くださいましたら光栄でございます
(やけに低姿勢、もちろん表むきだけ)
(どうせ参照するようなヤツぁ、ひとりもいねえだろうし
→ロクデナシ君、こころの声)
ついに船がチュニスの港についたとき、
オレの興奮は最高潮に達していたね
タラップを降りる足が冗談でなくふるえていたよ
で、タラップの一番下の段まできたとき、
次の一歩が!
ついに!ついに!
アフリカの土を踏むんだ! ってとき、
足が動かなくなっちゃったんだ
へんな言い方だけど、、、
足の踏み出し方を忘れちゃった、っていうか。。。
立ちつくすことしばし
で、なんとか気をとりなおして、
ようやく足をふみだそうとしたとき、
迷いが生じたのだったあ!
おれは右利きだからふつう右足から行くだろう
だがしかし!
ことは一生のユメがかなう瞬間の問題なのだっ!
左足がかわいそうじゃないか!
いままでおれは右足だけで生きてきたのか!?
左足にも同じようにお世話になってきたじゃないか
ここで考えもなく策もなくあたりまえのように
右足から行くことは、つまり、
生涯のユメがかなう瞬間の栄えある一歩を左足に与えずに終わってしまう!!!
ということになる!
あああっ!
できないっ!
オレにはそんな残酷なことはできないっ!!!
このひとりのすてきな好青年の心の中で
このような高尚な葛藤がうずまいていようとは、
ツユ知らないばばあが!
タラップ上のおいらを
いきなりうしろからつきとばしやがったから
たまらない!
いっしゅん、ロクデナシ君のからだが宙に舞った!
宙を舞うコンマ3秒のあいだにロクデナシ君の
コンピューター並みの頭脳が火を噴いたあっ!
て、火は噴かねえけどよ。
結論は出たっ!
不公平なく!
(このあたり福本伸行著「黒沢」ふう)
ロクデナシ君は、コンマ3秒後に
両足そろえてみごとな着地を披露したのでありましたあっ!
船員、船客、入国係官をとわず、
涙涙の大喝采っ!
これで、右足の立場も、左足の言い分も守られた。
さて、その興奮も醒めやらぬまま、
街へ歩いていき
安宿を探したんだけどね
アフリカ第一夜であるその晩は、
いまもわすれない、
"Hotel du Lion"
(獅子屋ホテルの意。ただし、これを
ホテル・デュ・ライオンと読んだら金輪際通じねえ!
オテル・デュ・リオンって読まなきゃあだめ!
だってここはもとフランスの植民地だもん!)
っていうかなりのレベルでひどい安宿に泊まったよ
もうマットレスがナンキンムシだらけでさあ。。
獅子屋ホテルなどと、盗っ人たけだけしい!
オテル・デュ・ナンキンムシと即座に改名すべし!
しかし、アフリカだ!
アフリカの夜なんだよ!
おいらになんの文句があるものか。
興奮とナンキンムシ攻撃に悩まされて
ほぼ一睡もできなかったけど、、、
それでもアフリカに日は昇る
わがアフリカのはじめての朝をむかえたのだった!
なんか、今回、イマイチ文章に冴えがないな
けど
いつも読んでくれてホントにありがとう!
[3回]
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