仕事から帰ってきて、こたつでメシ食いながら更新しています。
つかれた足をのばしたら、
こたつの中で寝ていたネコを
おもいっきりけとばしちゃいました。
そりゃあ、ネコがわるいよ。でしょう?
だいたい、ご主人様が夜中まで働いて
やっと晩メシにありついてるのに、
寝てんじゃねえよ。
ネコは夜は起きて働くもんだろう、常識として。
と、いうわけで、(どんなわけでしょう?)
今回は、読んでこころなごむ日記ですよお。
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第十九話 : ロクデナシ君の心なごむ日々、の巻
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トルコはあんまり知られていないけど
ローマ時代の遺跡がたくさんあるんだよ
大抵のところはタダで見られるしね、
なんか素朴な田舎くさい遺跡ばっかでさあ、
すごくよかったよ
印象に残ってるのはエフェソスの遺跡だな。。。
ほんとになんにもないところでね、
クサダシっていう小さな村
(クソダシじゃないよ、必ずそう呼ぶ奴がいるんだ)
からカネのある人はタクシーで、
貧乏人は小一時間歩いていくんだけど、
ぼくが歩いていたら
後ろから来たお百姓さんが
耕運機の後ろのワラの上に乗せてくれたよ
それがなんかシブいんだよね、
なあんにも言わずにね、
おいらを追いこしぎわにスピードを落として
ちょっとアゴをしゃくって、
乗るかい、って合図してくれるだけ。
そのあとも話しかけてくるでもなく、
ただ黙って遺跡まで乗せてくれたよ
オレンジ一個放ってくれたっけな。。。
なんか、いま、書いてて気がついたけどさあ、、、
今回、内容がおだやかなだけに、
おいらの文体も、
日だまりの中に惰眠を貪るネコみたいな
いい味だしてるよね、うん。(自画自賛)
なにしろ、このまえ、読者の一人
◯っこさんに
「ふざけすぎだよ、このクソボケがあっ」
っておこられたしね
で、そのエフェソスの遺跡も
第一、季節外れだし
観光客は広大な遺跡に、
いるのはおいらひとりだけ。
ほかにゃあ一人もいなかったよ
もうね、物音一つしない、ってかんじ
エフェソスはたしかにすごい規模の大都会だったようだけど
今はすっかり廃墟になっていて、
りっぱな大理石の柱なんかが
半分以上土に埋まっていたりして、
もうモロに、ツワモノどもがユメのあと、というか、
ゆうべのあなたのツメのあと、っていうか、
(よいこは読んじゃいけません!)
◯っこさん、ごめんなさい
まるで放ったらかされていい感じにダレまくって
ほろびゆくかつての大都会、っていう風情。。。
(でも、去年トルコ旅行をしてきた、
トーレンスの帝王、は○と◯さんご夫妻に
聞いた話では、、、
エフェソスは今や
ものすごく整備された立派な観光遺跡に
なっちゃったみたいで、
よろこばしいような、
つまんねえような、
複雑な気分の今日この頃です、わたし)
で、エフェソスだけど、
このあたりは寒いトルコでも
だいぶ南に下るから暖かいんだね、
埋もれゆく大理石の破片のすきまに
名もない黄色の小さな花が咲き乱れてるんだ。
(ほんとは花にも名があるんだろうけど
おいらが知らねえだけ)
それが、
かつて大都会だった廃墟のわびしさに
なんとなく温かみを添えてさりげないんだよね
さっきの、
耕耘機のうしろに乗っけてくれて、
オレンジくれたお百姓さんといい、
この小さな花といい、
なんともいえない心地いいなつかしさで
おいらの心に残ってるよ。(ちょっとおセンチ)
トルコでは危ないこともなかったし、
劇的な事件もなかったけど、
こんなさりげない
小さなあったかい思い出ばかりが残っていて
おいらが一番好きな国の一つだね
なんか、今回、
文章に毒がねえなあ。。。
ものたりなかった?
ごめんよ
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